元気な赤ちゃんを産みたい!老けない卵子のためにとりたい食品とは?
卵子は年齢と同じだけ歳をとってしまいます。 リンゴの切り口をそのままにしておくと、茶色に変色してしまうように、人間の身体も年齢とともに酸化します。そのため抗酸化食品を摂ることが大切です。食卓に色の濃いカラフルな食材を取り入れましょう。 トマトやパプリカ、モロヘイヤ、ニンジン、カボチャなど緑黄色野菜と呼ばれるものには抗酸化物質が豊富に含まれています。これらの食品を摂り、卵子を老けさせず、元気な赤ちゃんを授かりましょう。
不足しがちな鉄分。どうすれば吸収できる?
私たち女性は貧血に悩んでいる方がたくさんいらっしゃると思います。
中医学には「女性は血なり」という言葉があるほど、月経、出産、授乳と血を消耗する機会が多いからです。貧血にいいものは鉄分と、わかってはいるけど、なかなかとれない成分。レバーやほうれん草はもちろん、鴨肉や牛肉の赤身なども多く含まれています。
しかし、これらを単体で摂取しても吸収されにくいです。動物性と植物性の鉄分をバランスよくとり、吸収を促すブロッコリーやかんきつ類に含まれるビタミンCとともに食べるといいでしょう。また、血液の流れをよくする青魚に含まれるDHAやEPA、ナッツ類に含まれるビタミンEもとり、妊娠に備えて栄養豊富な血液にしていきましょう。
妊娠糖尿病って知ってる?今からはじめる血糖コントロール!
近年、妊娠糖尿病が増加傾向にあります。妊娠糖尿病とは今まで糖尿病と言われたことがないにもかかわらず、妊娠中に指摘された糖代謝異常です。妊娠すると、血糖値が上がりやすくなります。
これは、胎盤からでるホルモンの働きで血糖値を下げるインスリンの働きが抑えられるからです。妊娠していないときと比べ、インスリンが効きにくい状態となります。
そこで、妊娠前からの血糖コントロールが重要となります。
まず、1日3回の食事をすることです。朝食を抜く1日2回の食事は3回に比べ、食後の血糖値が上昇するとこがわかっています。
血糖値の急激な上下は血管を傷つけ、病気や肥満に繋がります。血糖値は主に糖質をとると上がります。糖質は大まかにいえば、炭水化物から食物繊維を取り除いたものです。
私たちが主食として食べているごはん、パン、パスタ、ラーメンは大部分が糖質でできています。そして、いも類やとうもろこしも糖質の高い食品です。忙しい毎日を送っている中で、菓子パンやインスタントラーメンだけという食事のときも多いのではないでしょうか。外食で低GI食品といわれる糖質の低い食品(玄米、全粒粉パン、全粒粉パスタ)に置き換えるのはなかなか難しいと思います。
そこで、酢や乳製品と一緒に食べる工夫をし、食物繊維の多いキノコや海藻などの一品料理をプラスして食べる事で無理なく血糖コントロールをしていきましょう。