妊活をはじめた頃にナツメという食材がいいと聞いたことがあります。
それは中国や韓国で「子宝に恵まれる果実」と言われているからです。
しかし、馴染みのない食材のため、そもそもナツメとは何かわからないという方も多いと思います。
妊活という言葉
晩婚化が進み、第一子出産の平均年齢が30歳を超えてきている日本では6組に1組が不妊の検査や治療を行っているというデータが厚生労働省から発表されています。
妊活という言葉が定着してきていますが、授かる準備期間は月経がはじまってからすでにスタートしています。それを結婚してから、生理不順や生理痛で悩んでいた事実があるのに、生理があるから妊娠できる、結婚すれば自然に授かるものと思っていた方は多いのではないでしょうか。年齢が上がるにつれ、妊娠のハードルはどんどん上がっていきます。明日からではなく、今からはじめるという決意をもって妊活に取り組んでいってほしいと思います。
ナツメとデーツ(ナツメヤシ)のちがい
ナツメと聞いて、デーツのこと?と思う方もいらっしゃると思います。2つを比べてみると、ナツメはクロウメモドキ科ナツメ属の植物で、楊貴妃が好んで食べていたというお話があります。
一方、デーツ(ナツメヤシ)はヤシ科ナツメヤシ属の植物で、クレオパトラが好んで食べていたというお話があります。どちらも世界三大美女の二人です。女性にいいことはなんとなくわかりましたが、次は栄養価で比べてみます。
ドライフルーツの状態で100g当たりナツメの水溶性食物繊維は2.7g、不溶性食物繊維は9.8gとなっています。デーツの水溶性食物繊維は1.5g、不溶性食物繊維は5.5gとなっています。ナツメはデーツよりも水溶性・不溶性食物繊維が多いことがわかりました。
また、ナツメはリンやカリウム、葉酸も多めで妊活にはもってこいの食材だと言えます。
ナツメの食べ方
妊活にはナツメがいいってわかったけど、どうやって食べるの?という方におすすめの食べ方があります。
それはくるみとクリームチーズと一緒に食べることです。そのままだと妊活だと思ってもなかなか食べたいとは思わないので、少しでも見た目をおしゃれに食感も楽しくすれば、習慣づくのではないでしょうか。
でも身体にいいからとは言っても、1日3粒までと決めて、妊活の第一歩を歩んでもらいたいです。